自分で鳩のフンを掃除する、鳩がやって来ないように対策をするのが難しい場合は、被害が大きくなる前に専門業者に相談するようにしましょう。
どの業者に相談してよいかわからない、という場合もあるかと思います。ひと昔前はそれほど専門業者も多くなく、選択肢も少なかったのですが、ここ数年で鳥害対策や害虫対策の専門業者はかなり数が増えてきています。業者の数が増えてきた分、残念ながらしっかりとした技術やノウハウをもたない業者が増えてきているのも事実です。
業者を選びに失敗しない為にも、ここでは鳩対策の専門業者を選ぶ時のポイントをご紹介します。
HPをチェック
まずは鳩対策の専門業者をネットで検索し、自分の住んでいる地域で対応してくれる業者を探しましょう。
「鳩駆除 ○○市」「鳩対策 ○○市」というような感じで入力して検索すると、対応している業者のホームページが出てくるかと思います。
その中でもどの業者を選べばいいのか・・・と、なるかもしれませんが、順番に見ていくしかありません。
ホームページの中で特にチェックしておきたいのは、施工事例や施工実績などがしっかり掲載されているかどうか、ということをポイントに見ていくと良いでしょう。
また、一般個人のお宅とマンションや工場などの企業向けのどちらも手掛けている業者の方が、経験豊富で対応力もしっかりしている確率は高いです。
そして、施工後のアフターフォローについてもチェックしておきたいところです。「○年保証」など、施工後の保証が付いているかどうかも確認が必要です。
3社見積り
めぼしい業者を3社程度絞り込み、無料相談をします。
1社にすぐ決めることができれば時間もかからず良いのですが、できれば3社程度に現場を見てもらい、無料見積りをお願いしましょう。あくまでも無料で見積りしてもらえるということを確認してから依頼します。大体の業者が見積りは無料のところが多いですが、見積りするだけでも有料という業者が中にはあるようですので、見積りを依頼する前に必ず確認をしておきましょう。
妥協せずに、数社を比較検討をすることをおすすめします。1社ではなく複数社に相談することで、鳩対策に関する知識も付いてきて、費用的な相場もそれなりにつかめるようになるかと思います。
業者によって対策方法が異なる場合もあるかと思いますが、できれば同じ対策で、例えば「忌避剤を使って対策をする」という方法をとった際の金額を比較することで、どちらの業者の方が高いか安いか、ということも比較できます。但し、一言に「忌避剤」といっても様々な種類があり、成分も異なりますので、しっかり説明を聞いて検討してください。
各社の提案内容と費用を比較検討し、納得のいく提案内容かどうか、金額が予算として捻出できる範囲内かを比較します。
そして、施工後に追加費用が出ることがないかどうか?についても確認しておきます。見積りに入っていない費用が施工後に請求されるようなことがあってはいけませんので、しっかり確認をしておきましょう。
トラブル事例
実際に鳩対策を業者に依頼して、残念ながら満足のいく対策をしてもらえなかったというケースが少なからず発生しています。
ここでは実際にあったトラブル事例をご紹介します。
- すぐに効果が無くなり鳩がやってきてしまい、お金の無駄だった
これは施工ををお願いする前に、保証の確認をしていなかった為に起こったトラブルです。もし保証が付いていれば、すぐに連絡をして再度対策をしてもらえます。
- 見積りに入っていない追加請求があった
施工が終わった後に、最初の見積りに入っていない請求をされたというトラブルです。施工前の現場確認の時点でしっかり点検していなかった為に、後から追加請求をされという事例です。プロの業者であれば見積りの時点でしっかりとした金額を提示してくれます。
- 施工してもらった後に鳩が死骸があった
これは業者が施工した際に使用した忌避剤(鳩がやってこないようにする薬剤)の成分に問題があったトラブルです。鳩の対策はあくまでも鳩がやってこないようする為の対策であって、鳩を殺傷することは鳥獣保護法で禁止されています。業者の知識や技術がない為に起こっってしまったトラブルです。
このようなトラブルにならないよう、上記の点に気を付けて鳩対策業者選びをするようにしてください。